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2018年12月10日

サヴィニャック展、兵庫県立美術館にて。


少し前になりますが、神戸にある兵庫県立美術館に行ってきました。

レイモン・サヴィニャックというフランスの有名なポスター画家の展覧会で、名前はご存知なくても一度はその絵を目にされたことがある方は多いはず。

https://www.artm.pref.hyogo.jp/

とてもお洒落で可愛い画風の画家で、それも今回は過去最大数の作品が海を渡ってやってくるということで、ファンだった私はとても楽しみにしていました。

実際に訪れるまでは、やったー可愛い原画がいっぱい拝める!くらいに思っていたのですが。いざ大量の作品群を見ていくと、クライアントの商品のセールスポイントを最大限に、かつシンプルに表現するよう緻密に計算され尽くした、凄まじく知性とセンス溢れる画家なのだということに気づき、その力に圧倒されました。こういった力を持った職人の仕事を垣間見ると非常に感動させられます。

兵庫県立美術館は内容のいい展覧会の開催が多く、コンスタントに来場者が多い印象なのですが、この日は生憎そうではありませんでした。見る側からしたら人酔いもせずありがたかったのですが、絵のイメージで子供向けの展覧会だと思い込んでいる人が多いのかもしれません。前述のような職人仕事の格好良さや「絵描きとしての本当の上手さ」などは大人の目線だからこそ感じるところで、皆もっと来ればいいのに、勿体ない…と感じました。

館内の随所に施された仕掛けも可愛らしく、洒落た佇まいの県立美術館にマッチしています。(↓クリックすると拡大します)

兵庫県立美術館は安藤忠雄氏設計によるもので2001年竣工、2002年に設立。

神戸の中心・三宮からは随分と離れた場所にあり、バスの本数も少ないので非常にアクセスが悪いのですが、その分、隣の海浜公園と総合して設計されたたいへん広々としたつくりになっていて、市街地ではこうはいかないという贅沢さがあります。

何気ない廊下ですが、長く長く続く窓からは美しく穏やかな海が臨みます

海沿いののんびりした空間で、大変にセンスの良い芸術に触れられた一日でした。