万博
こんにちは。転職設計事務所北野です。
先月、2025年に開催される万博会場が大阪に選ばれました。
大阪で生まれ育った私としては、とても嬉しいニュースでした。
2005年の愛知万博には行けなかったために、今回の大阪万博は是非行きたいと思っています。
が、そもそも万博に一度も行ったこともないので、何が展示されているのかなど見当もつかず、
過去のパビリオンなどを一度見てみました。
世界中の国が一堂に会して、その国の企業の技術力をアピールしたり、芸術や食文化などを展示したりなど
様々な展示が行われていましたが、共通してどの万博でも建築物に各国力を入れている印象がありました。
個人的に目を引いたのが、過去2015年のミラノ万博での、日本館です。
日本館のパビリオンは伝統的な木造工法「木組み」で建てられたものでした。
「木組み」は日本の伝統的な建築工法で、釘などの金具を使わずに、木だけを組み合わせて骨組みを創る工法のことで、
東大寺や法隆寺でもその技術が使われていたそうです。
1000年以上前の工法であるにもかかわらず、大変新しく斬新なデザインでとても他国の方にも好評だったようです。
現物は見ていませんが、写真で見る限り、木だけの建築物ではありますが、他の建物よりも、迫力や力強さがあり、
一方で、木だからこその柔らかさのようなものがあり、とても惹きつけられる建物でした。
このような昔の技術を活用して作られたものもあれば、愛知万博で見られた斬新な外観の
建築物など、今回はどのような建築物が見れるのかとワクワクしています。
今回の万博開催による経済効果も2兆円を超えると言われており、関西の建設業界も忙しくなってきそうですね。
久しぶりに明るくなる関西のニュースでした。