国宝指定された5城のうちの一つ、彦根城
こんにちは。転職設計事務所の藤﨑です。
街中ではコートを羽織っている人も多く見かけます。
10月もあと少しで、日中もだいぶ肌寒くなってきましたので
体調管理には皆様、十分お気を付けください。
さて先週末、彦根城に行ってきました。
散歩がてらよく大阪城にはいくので似た感じかと思っていたのですが
入ってみてびっくり。
まず天守に向かうには、「表坂(おもてざか)」という山道を登るのですが
階段の幅が広かったり狭かったり、段差も高低差があったりと
天守閣に到着するまでに結構疲れました。
子供はそんな階段を登ることが楽しかったようですが大人はヘトヘトになり、
足腰がしっかりしている間にいろんな所に行っておかないと、と思いました。
後から知ったのですが入場口から天守までは約50mの高低差があるそうです。
やっとの思いで辿り着いた天守閣。
天守閣の3階から琵琶湖など眺望できるのですがここに行くまでにも一苦労。
階段は急な角度で62度とのことです。エレベーターはなし。
これは敵が中に攻め入っても上から突き落せるように作られているようです。
苦労して上がって眺めた景色は圧巻でしたがまた階段を下りるのも一苦労でした。。。
彦根城は戦のための城で、壁の鉄砲穴も、外からは見えない様に作られていました。
このように天守内でも戦のための工夫がこらされていて
昔は重機など現代のようにないのにすごいと感心したのですが
石垣の積み上げ方にも関心。
石垣は牛蒡積みと落し積みという手法で積まれているようです。
■牛蒡積み:胴長な石を用いて、短径面を前面に出し、長径面を奥にする積み方。粗野に見えるが堅固な石垣
■落し積み:打ち込みハギなどの石を用いて、上から石を落し込むように積む方法
今回のように昔から現存する建物やお城を見ると改めてすごいなぁと思うのですが
今ある建築物が今後、何百年後にも残り続け後世の方に同じ様に感じてほしいと思います。
建築業界に携わる一人としてしみじみ感じた1日でした。
これからも建築業界に転職をお考えの皆様のご支援に努めていきたいと思いますので
ちょっとしたご相談でも構いませんのでご連絡頂けましたら幸いです。
※余談ですが二季咲桜という春(4月〜5月)と冬(11月〜1月)の2回開花する珍しい桜も見れました!