転職理由の伝え方
こんにちは、転職設計事務所コンサルタントの山本です。
日経電子版の下記2つの記事が、ランキングのTOP2を飾りました。
『転職に失敗した40代 みんなが口にする3つの「失言」』
『転職に成功した40代 みんなに共通する3つの「姿勢」』
いずれの記事もご経験豊富な方の転職に関する記事でしたが、経験があるからこそ、面接という限られた時間で
・今までの成果を正しく伝え
・どんな思いで転職するのか理解いただく
事が重要だと考えています。
本日は多くの方がお悩みになる「転職理由」について整理の方法をお伝えします。
(少し抽象度が高いので、後半に具体例を記載します。)
ポイント① 質問の意図を理解する
「転職理由」を面接官が確認する意図は
「同じ理由でうちの会社を辞めてしまうのでは」という不安の解消です。
まずそこを理解しましょう。
ポイント② マイナスワードはプラスワードで挟む
転職理由はいくらきれいに伝えても、ネガティブな要素があります。
そのネガティブ要素をプラスのキーワードで挟むことで、前向きなにとらえていただけます。
具体例:
「現職の給与に不満がある/評価制度に納得していない」という転職理由の場合
(プラスワード)成果を正当に評価いただける環境で力を発揮したいと思い
転職を決意しました。
(マイナスワード)現職は、社員数●名に対して7割が親族で構成されており
親族以外かつ中途入社である私について、明確な評価制度がなく周囲の方と
比較し、高い成果を出したとしても評価は変わらない状態です。何度か評価制度の
再考を打診するなど、自分なりの取り組みはしたのですが環境は変わりませんでした。
(プラスワード)今後は、自分自身の取り組みや成果を公平に判断いただける環境で
仲間と切磋琢磨したいと考えています。
ご転職歴が複数ある方については、この思考の繰り返しになります。
転職理由は人それぞれですので、弊社では面接対策もしっかりサポートいたします。
お気軽にご相談くださいませ。