企業インタビュー
INTERVIEW 01
表面上の経験スキルよりも挑戦したいという意思を重視しています
エスケーエンジニアリング株式会社様(以下SKE)は、どのような会社でしょうか?
SKEは、鉄鋼商社である阪和興業(株)の100%子会社で、鉄骨や外装金属パネルの工事会社です。
我々の、主要なクライアントは、大手・中堅のゼネコンさんで大変多くの企業様からお仕事を頂いています。主な業務は、各工事現場の施工管理及び安全・品質・工程・原価を管理する仕事です。
今現在も新国立競技場や有明体操競技場等のオリンピック関連施設他、オフィスビル・学校・ホテル・病院・大型物流倉庫等々、全国の様々なプロジェクトに携わっております。
エスケーエンジニアリング株式会社が求める人物像を教えてください。
私が第一に求めるのは、誰とでも挨拶が出来る方ですね。それはすなわち、人とコミュニケーションが取れるということ。
どの仕事でもそうですが、人と会話が出来ないと、いくら知識があっても仕事はできません。現場には様々な方がいらっしゃるので、その方々とうまくやっていけるような人物像が理想的であると言えます。そこに本人のやる気が合わされば、様々なことを吸収して、頼れるSKEの社員に育っていってくれるのだと信じています。
「中途採用」についてはどうお考えですか?
弊社の社員はほとんどが中途採用者です。
経験豊富な者も居れば、ほぼ未経験でこの業界に足を踏み入れた者もいます。
建築資格をお持ちでなく躊躇されている方もいらっしゃるかと思いますが、SKEでは資格取得支援に力を入れているので、入社後に勉強していただく土壌がしっかりあります。業務に必要な資格を取得していただくことで、企業全体のスキル向上を目指していきたいからです。もちろん資格取得にかかる費用は、全て会社が負担しますのでご安心下さい。
社員には土曜・日祭日に業務があった場合の時間外手当を確実に支給し、また、役職手当を主任・課長・部長と設定し、資格手当も一級・二級の建築施工管理技士及び一級・二級の溶接管理技術者の資格取得者を対象に設定、他にも単身赴任手当・宿泊手当・日帰り出張手当・自家用車使用手当等充実した手当を支給しています。
経済的にも不安なくご就業頂けると思います。
中途採用者には具体的に何を期待しますか?
基本的には即戦力という面で期待をしたいとは思っています。
しかし、長い間面接をやってきて今思うことは、先ほども申し上げました通り、まず人となりがよく、弊社の未来に繋がるような人物であることが一番だということです。
自分の人生やご家族を背負い、そのなかでSKEに来て「どんな想い」を持ってやっていただくか。それは普段の行動にも表れると思います。
私も中途採用で阪和興業に入ってきているので、転職者の立場やお気持ちはよく分かるつもりです。
SKEの持つノウハウは惜しみなく提供できますが、それを勉強していくのは自分たち自身。向上心を持ってもらうということに尽きますね。そういった志を持つ人となりがまずあって、向上心や志が高ければ努力がついてまわり、その結果技術の習得に自然と繋がるのだと思っています。
履歴書で注目する箇所を教えてください。
字は綺麗に越したことはないですが、昨今ほとんど直筆は無いですし(笑)、ただ、当たり前の項目であっても見る側を意識して几帳面に誠実に書かれているか。
そして、学歴よりは、職歴や資格ですね、家族構成も多少気になりますが、それより何より気になるのは、転職の回数でしょうか。
どんな業種ご出身であろうと、そこの部分については面接ではお聞きしますね。
面接で「志望の動機」以外に必ず尋ねる質問は?
先の回答と被りますが、転職をされている方には、前職をどうして辞められたのかまたは、辞めたいのかという質問は必ずします、世の中に楽しいばかりの仕事は存在しません、前職を辞められた理由に当社にも該当するところがあるかもしれませんので気になるところです。
その上でバックグラウンドをお聞きし、どんな気持ちで当社に来られるのか?自分としてどうなりたいか、どうしたいのか、というのをお訊きするようにしています。
単に頑張りますではなく、具体的に、鉄骨工事でこういうことを勉強したい、こんなことをやっていきたいという意気込みをお聞きかせいただきたいです。表面上の経験スキルよりも、挑戦したいという意思を重視しています。
羽場支店長とって「働く」意味、意義とは何でしょうか?
仕事に対する拘りや、人生観、モットーなどがあれば教えてください。
昔ある上司がくださった言葉で、「物事はすべて、『人の評価』である」という考えが今の私の礎になっています。
人は生まれてから死ぬまで、人に関わり、周りからの評価を受けながら生きている。
世の中、3割程度は、積極的に付き合いたくないなぁと感じる人間がいるものです。
勿論それでも仕事の場では付き合うしかないですから、自分の業務範囲で粛々淡々とこなします(笑)。
ただ、残りの7割の人達には、心から誠実に、嘘をつかずに真正面から付き合うということを大事にしています。そうして誠実に向き合っていると、自分が困った時には必ずその人たちが助けてくれる。私は今まで何度かピンチに陥りましたが、その時に沢山の方に助けていただきましたし、そこで本当の人間性が見えた気がしました。
そうそう。阪和興業に入ってからも、実は社長に客先で頭を下げさせてしまった事件があるんです。今となっては笑い話ですが、当時は何かと言ってくる外野の人間もおりました。
それを社長や他部署の部長の大きな懐に助けていただき…、あのことがあったからこそ今自分が頑張れているのだと思っています。
仕事というのは9割が辛いことばかりですが、そこで戦う信頼できる仲間がいるから力を尽くしてやれる訳です。協力会社の方々含め、この人のために奮励しようと思える、また向こうからもそう思ってもらえる、そんな人と仕事をしたい。「人の評価」が私にとって働く上での意義に通ずるのだと思います。
今後の課題を教えてください
これからのSKEをどうするかということが私の存在価値と意義であり、使命であると考えています。私は13年前に阪和興業に入り、SKEに出向して7年になります。
まだ体を成していなかったSKEをよりよい組織に作り変えるため、各種委員会を立上げ、会議を重ねて、社員の力を結集させ、日報の書き方から始まるような細かい指南書やルールブックなども作ってきました。
今後は特に、工務課を強化して、現場と営業の人間がセットアップで行える営業を広げていきたい。その部分は大命題だと思っています。
かつて阪和興業の社長からいただいた「魂を入れる」という言葉を胸に、幹部社員達は本気でいい組織を作ろうと考えています。
社員には常に、「挑戦してほしい」という気持ちがあるんです。挑戦を続けて、私を倒せるような力を持っていってほしい(笑)。力をつけ、お客様との交渉も任せられるような社員になって貰えれば、SKEはさらに発展を遂げられると思います。
これから御社を受けたいという方にメッセージ
技術を習得してある程度のスキルを持って入社してくださる方が本当はありがたいです。
かたやスキルなくても、人としていい方が来てくだされば採用していきたいとも思っています。
「技術をもってこの業界で生きていく」という心意気が一番だと考えています。
阪和興業の100%の子会社なので倒産することはないと思いますし(笑)、社員育成をすべく、OJTの充実や勉強会なども開催していますので、充分にスキルを伸ばしていただける環境であると思います。
こちらが前述のルールブックです。この本は膨大な資料から本当に必要な内容を凝縮して編纂していったものです。完成まで二年近く、四年経った今でも改定を重ねています。よくゼネコンの方からも分けてほしいと言われるのですが、それはできません(笑)。SKE社員だけの物ですので。
業界経験が浅い方でも、SKEには学べる環境があります。冒頭に申し上げたようなビッグプロジェクトに携わっていただけるチャンスもふんだんにあります。是非これからのSKEをよりよくしていただける方と一緒にお仕事をさせていただきたいと思っていますので、奮ってご応募をお待ちしております。
- 鉄骨工事、屋根壁工事の現場請負事業