履歴書と職務経歴書の書き方
SPECIAL 03 建築・設備業界への転職なら必見! 建築・設備業界の転職での履歴書と職務経歴書の書き方
「建築・設備業界で転職をしたいけど、応募書類ってどう書けばいいの?」
「建築・設備業界での履歴書や職務経歴書の書き方に特徴はある?」
建築・設備業界での面接で最も重要なポイントは、自身の施行(施工管理)の経歴や実績、資格などの実務スキルです。それ以外は、人間関係などのトラブルを起こさないかといった、最低限のマナーが守れていれば、それほど問題はありません。
転職を考えている人にとって、履歴書や職務経歴書は必ず必要なもの。
応募先企業に失礼のないようなマナーや、建築・設備業界ならではの書き方はどのようなものがあるか、わからない人も多いでしょう。そこでこの記事では、建築・設備業界で転職活動をしようとしている人向けに、履歴書や職務経歴書の書き方について、3分ほどでポイントをわかりやすく解説していきます。
履歴書/職務経歴書ダウンロード
職務経歴書・履歴書のフォーマットは、無料でダウンロード可能です。
一から作るのではなく、見やすく効果的な書き方ができるフォーマットをダウンロードして作成するようにしてください。
【POINT】
・建築・設備業界での履歴書の書き方
・建築・設備業界での職務経歴書の書き方
ミスをすることなく、応募先に効果的にアピールできる応募書類が作成できる記事になっているので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
建築・設備業界での履歴書の書き方
建築・設備業界での履歴書の書き方は、特徴はあるのでしょうか。
ここでは履歴書の書き方について、注意点を含めて解説していきます。
・履歴書の書き方は一般的なものでOK
・「手書き」か「パソコン作成」かは応募先に合わせる
履歴書の書き方は一般的なものでOK
建築・設備業界であっても、基本的に履歴書の書き方は一般的なルールと同様です。
それぞれの項目は、以下のような要領で書きましょう。
・「学歴・職歴」の欄は、「学歴→職歴→賞罰→以上」の順に書く
・「免許・資格」欄は、「免許→資格→以上」の順に書く
・「趣味・特技」欄は、1つか2つくらい記載する。面接時に話題になるので、空欄はNG
・「本人希望」欄は、「貴社規定に従います。」でOK
・「志望動機」欄は、「なぜその企業か、自身がどう貢献できるか」を明確に書く
履歴書を書くときの注意点
履歴書を書くとき、よく起こりがちなミスを記載しておきます。
提出する前に、必ずチェックしておくことで、もったいない減点を防げるでしょう。
・西暦か、和暦かを統一する
・日付は提出日にする
・誤字脱字はNG
・修正ペンや二重線での訂正はNG
・消せるボールペンでの記載はNG
・写真はスーツ&清潔感のある身だしなみを
「手書き」か「パソコン作成」かは応募先に合わせる
また履歴書の作成時に迷いがちなのが、「手書き」か「パソコン作成」か、ということ。
基本的には、応募先企業の指定に従いましょう。
ただ、何も指定がない場合は、パソコン作成がおすすめです。
なぜなら、一回作ってしまえば流用できるため、効率的に転職活動を進められるから。
転職を成功させたい場合は、やはり応募数も大切な要素です。
かんたんに印刷したり、PDFでメール送信できたりするパソコン作成の履歴書を使うことで、多くの会社にエントリーできるのです。
応募先に手書きの指定があったり、パソコン作成が苦手だったりで、やむを得ず手書きの履歴書を書く場合は、下書きをして、できるだけ丁寧に書くようにしましょう。
また、弊社「転職設計事務所」をご利用いただくと、必要に応じてパソコンに打ち換えたりするお手伝いもさせていただけます。
建築・設備業界での職務経歴書の書き方
建築・設備業界の職務経歴書の書き方は、一般的な書き方の履歴書と違い、少し特徴があります。
ここでは、建築・設備業界ならではの職務経歴書の書き方のポイントについて、解説していきます。
建築・設備業界の職務経歴書は「活かせる経験・技術」を先に書く
建築・設備業界で転職するときの職務経歴書は、「活かせる経験・技術」を目に付きやすい「上部」に書くようにするのがポイントです。
建築・設備業界で採用担当者が最も重視しているのが、どのような「経験・技術」をもっているかです。
そのため、以下のような順で職務経歴書を書くと効果的といえます。
- 経歴要約(200文字程度/4行~5行)
- 活かせる経験・技術(箇条書き)
- 職務経歴 ※詳細は、後述します。
- 資格・免許(箇条書き。取得年月日も記載。)
- 自己PR(見出し3つ程度。1つの見出しで200文字程度/4~5行)
職務経歴に「担当した工事案件」を時系列で表にして書く
建築・設備業界で特有の職務経歴書の書き方は、職務経歴の部分に「担当した工事案件」を時系列の表にして書くことです。
企業情報の下に「職務概要」「職務内容」「所属や担当業務」などを記載し、その次に以下のような形で「担当した工事案件」について、箇条書きでわかりやすく記載します。
主な担当案件
・物件名(建物名のこと)
・用途(病院や学校など)
・構造(RC(鉄筋)・S(鉄骨)・SRC(鉄筋鉄骨)・木造)
・延床面積(平米数)
・人数
・担当業務(構造設備、工事監理など)
・期間(何年何月~何年何月)
担当した案件が多い場合は、特筆すべきプロジェクトを3つほどピックアップして記載するようにしてください。
特にアピールしたい工事案件については、実績や自発的に取り組んだこと、創意工夫を記載すると良いでしょう。
職歴が多い場合は「キャリア式」の書き方も効果的
職歴がかなり多く、職務経歴書が長くなってしまう人の場合は、「キャリア式」の書き方のほうが効果的なケースがあります。
通常の時系列で職務経歴を記載していく書き方は「編年体式」といいます。
一方で「キャリア式」は、今までの経験を職務内容ごとにまとめて記載するもの。
具体的には、以下のように記載していきます。
- 経歴要約
- 活かせる経験
- 職務略歴(時系列)
- 職務内容(職務内容のカテゴリごとにまとめて書く)
- 資格・免許
- 自己PR
キャリア式で職務経歴書を書くことで、転職回数の多さが目立たなくなり、悪い印象を持たれるのを回避することが期待できます。
また、わかりやすくもなるため、面接官の目にも留まりやすいでしょう。
一般的な職務経歴書の注意点
職務経歴書を作成するときの注意点を記載しておきます。
履歴書と併せて、提出前にチェックするようにしましょう。
・3枚以内に簡潔にまとめる
・パソコン作成が基本。履歴書を買ったときについてくるものを使用するのはNG
・文字サイズやフォント、行間などは統一する
・資格名や会社名は正式名称で
・西暦、和暦をどちらかで統一する。履歴書とも統一する。
・専門用語はなるべく使用せず、誰が見ても理解できる単語を使う
まとめ
不安な場合は転職エージェントを利用しよう
今回は、建築・設備業界の履歴書と職務経歴書の書き方について、解説をしてきました。
ここまで紹介してきたことをしっかりと守れば、ミスのない、効果的な応募書類を作成できるでしょう。
ただ自分ひとりでは、誤字脱字を100%防ぐのは難しいですし、本当に効果的な応募書類になっているか不安ですよね。
そのようなときは、転職のプロである転職エージェントを利用して、履歴書・職務経歴書を添削してもらうのがベター。
ぜひ弊社「転職設計事務所」を利用し、自信の持てる履歴書・職務経歴書を作成してください。