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電気工事施工管理技士の業務について

2022.04.11

電気工事施工管理技士とは

電気工事施工管理技士とは建設現場における「電気工事」について工事計画~完成までの管理を行う職業です。照明、テレビやパソコン、IH、電気温水器など、生活に便利なものを使用するために私たちの生活において電気はなくてはならないものです。電気があると生活に大きな恩恵をもたらしてくれますが使い方を間違えると感電したり、火災を引き起こしてしまったりと非常に危険なものになってしまいます。

電気工事施工管理技士は建物を建設していく過程でお客様の要望を聞きながら、他の建設業種の方々とスケジュール調整をして安全にそして便利に電気を使えるよう工事を進めていく仕事です。

電気工事管理技士の業務内容

電気工事施工管理技士の業務は下記の通り、大きく4つの仕事に分けられます。

1.安全管理
2.工程管理
3.品質管理
4.原価管理

一つ一つ簡単に紹介していきます。

1.安全管理について

作業員や自分たち施工管理担当者など、現場に携わる人たちがケガや自己なく着工から竣工までの間安全に仕事ができるよう管理する業務です。

建設中の建物の現場内というのは何も安全対策をしていなければ非常に危険な場所です。

窓がはめ込まれていない壁の開口、手すりのない吹き抜け。整地されていない地面やまだ補修が終わっていないコンクリート床など。そのままの状態では人やものが高いところから落ちたり、落ちてきたものが当たったり歩行時に躓いて転倒してしまったりするのでそういったことを未然に防ぐよう対策を取ります。

電気でいえば、工事で使う仮設電気によって作業員の方々が感電しないよう定期的に点検や整備をして管理をする必要があります。

また、作業員の誤った工具の使い方や危険作業を厳しく取り締まり、指導しなければならない時もあります。安全管理は人命を守る業務です。工事現場の中で人が亡くなったりするといった取り返しのつかない事態にならないよう、施工管理を行う上で最も大事な業務になります。

2.工程管理について

そのために工程表を作成し、建築の他業種とスケジュール調整をしながら都度、現場の進捗を確認していく業務です。建物の建設には工期が決められています。電気工事も含め、建設工事はこの工期内にすべての工事を完了させ、お客様に完成した建物を引き渡さなければなりません。

工事をするためには様々な材料の搬入が出てきます。中にはクレーンで吊らないといけないような大物だったり高層階の建物であれば階段の昇降のみの搬入では困難なため、エレベータでの搬入もありますが現場内にそれらは数に限りがあります。ですので、日々、他業種との打ち合わせにより搬入スケジュールの調整し順番を決めて搬入に使用する必要があります。

また、材料の中には受注生産品といった納期が何か月もかかるものがあります。こういった納期のかかりそうな材料は工事の早い段階で納期を確認し、お客様へ製品の仕様を決めて頂き、余裕をもってメーカーに発注をかける必要があります。

工程管理は現場ごとに状況が全く違うので柔軟に対応していかなければならず、施工管理の業務の中では一番難しいかもしれません。調整事ばかりで心労の多い業務ですが計画通りに工程が進んでいくとすごくやりがいを感じられる業務でもあります。

3.品質管理について

設計図や機器の仕様書をもとに工事を進めていき、その品質が満足できているかを日頃から定期的にチェックする業務です。照明やコンセントの配置、使い勝手などお客様の要望から外れた施工になっていないか、また、違法工事になっていないか。

設計図と機器の仕様書はよく確認する必要がありますが矛盾点があることも多々あります。そういった矛盾点に気が付き、機器のメーカーや設計者へよく確認し、工事に着工する前に軌道修正をする能力も大事です。

品質管理の日々のチェックを怠ってしまうと完成間近になって手直し工事等が発生してしまい、場合によっては建築や他設備業者まで巻き込む手直しにまで発展し多大な迷惑をかけてしまう恐れがありますので責任重大です。この業務は日々の積み重ねが重要な業務です。計画的にコツコツと行ってきましょう。

4.原価管理について

工事にかかる費用を管理する業務です。材料費・作業員の工賃・自分たち施工管理の労務費・諸経費、様々な費用が工事にはかかります。

それらの費用を計算し、予算を決めて計画的に管理していく業務です。

予算を超えていないかこまめにチェックをしたり、品質を落とすことなくより経済的かつ人手のかからない施工方法を検討しお客様に提案したり等、施工管理としての手腕の見せ所でもあります。

電気工事施工管理技士に向いている人は?

折衝が多く、社内外問わず沢山の人と関わる業務です。在宅ワークで自宅に引きこもるより外に出て人と話すことが好きな人、釣りやゴルフなど多趣味な人、体育会系で野球やサッカーなどチームプレー競技の得意な人は電気工事施工管理技士に向いています。

一概には言えませんが、そういった人たちが電気工事施工管理では顧客からも他業種の方からも作業員からも歓迎されている印象を持っています。

若手もベテランも多い現場ですから、フランクでコミュニケーション能力が高い人が理想的と言えるでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?電気工事施工管理技士の業務内容の紹介では責任重大できつそうなイメージを持たれたかもしれませんが自分で工事竣工までやり遂げたときの達成感ややりがいは何事にも代えがたいものです。業務の合間で休憩中に作業員の方々と雑談したり、プライベートで一緒に釣りやゴルフに行ったりなど人とのつながりや楽しみもあります。多方面において充実度が高い仕事です。この記事を読んで興味を持たれた方はぜひ電気工事施工管理技士を目指してみませんか?

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